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空間デザイン

VMDは早い段階から

ワークベンチのVMDの仕事には、MDサポートも含んでクライアントと契約しているケースがあり、その場合は52週MDを店頭オペレーションにどうつなぎ、消化と利益を上げるかをクライアントと一緒に組み立てていく仕事です。

MDは科学である。MD業務は「最適化」である。MD力を高めるには「標準化された仕組み・システム」づくりと「分析力」が大切だ。といわれます。さらにその実現には生産業務が大切になります。企業やブランドはMD業務と生産業務のプロフェッショナルを育てなければなりません。

さらに企業やブランドにはVMDのプロフェッショナルが早い段階で参画していく組織構造が必要です。

VMDのプロは、MDサイクルに合わせて、店頭で在庫運用する為のVMDルールをつくれたり、データに上がってくる数字で売り場が想像できたり、ギャップ対策が打てるなどの52週MDのビジュアル運用ができることに加えて、デザイン力があることは必須です。

店頭に商品が投入されてどう見えるか、デザインの視点から美しいバランスは保たれるか、を事前に見通せることが必要だからです。空間はデザインされていなければなりません。

「バランスが良い」空間にはデザインの基礎技術が詰まっているものです。例えば、ビジュアルから感じる重さは配置する要素の色や形の特徴によって変わるし、配色計画がしっかりしたレイアウトでなければコントロールしきれません。

欧米のショップのVMDと比較して日本のショップが2010年の今でさえもごちゃごちゃして見えるのはこの要因が一番大きいと思っています。デザイン力のあるインテリア(箱)環境と商品だけでは充分ではありません。

VMDの必要性を理解する企業トップ・ブランドトップがもっともっと増えることを期待します。

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