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2011-08

VMDの仕事

  • 2011-08-11 (木)
  • VMD
  • 作成者:it

久しぶりに会社でゆっくり出来る日に、読み直してみたいと手に取ったのがVMD協会でつくった『日本ビジュアルマーチャンダイジング協会創立20周年記念誌』(非売誌)でした。

その中の『私のVMD・私とVMD』に載っている自分の記事を読んだ感想が「ワークベンチの今の仕事はこのときよりも更に進化している」でした。

今のVMDはMDと店舗をつなぐ仕組みとして組織でシステム化されています。そしてVMD運用のP.D.C.A.はブランド戦略をベースにしたMDと実務のP.D.C.A.という位置づけになっています。

ブランドの戦略をベースにしたMDと現場がバラバラでは効果が出ません。成果を上げるには現場を取り込む仕組みが必要なのです。

ブランドが効率的な運営とブランディングを実現する為には欠かせない仕組みです。

今週大変嬉しい報告がありました!カジュアル専門店のクライアントがなんと7月の利益が2桁増だったということでした。3月に落ち込みがあったものの(震災と節電の影響)4月は2桁増、5、6月も目標達成し7月に再度2桁増とのことです!凄くないですかー!!本当に私もスタッフもこういう報告が一番嬉しい。

不振ブランドでは「VMD運用のP.D.C.A.」の特に「C」「A」が仕組み化されていないのではないでしょうか。組織のVMDで大きく変わってきているのはギャップ対策の精度です。データの読み解き力と対策力、店頭再編集力に他なりません。

 

 

専門店のプロパー消化率

  • 2011-08-05 (金)
  • MD | VMD
  • 作成者:it

今週2日の繊研新聞第1面に『「変わる専門店の収益モデル」プロパー消化率高めて粗利確保』と言う記事がありました。これはもう何年か前から変わっているのです。

ユナイテッドアローズはドレスラインとカジュアルラインの店舗を分けて、ライン内でのライフスタイルを多くするMDを構築しました。カジュアルチェーン専門店はライフスタイルを模索し雑貨やアクセサリーの展開を強化し始めました。

特に専門店は低価格で品揃えの幅を広くしカジュアルスタイルを提供して、お客様から買い易さと買物の楽しさに共感を受けてきました。店舗数が多くなりチェーン化していくと、チェーン化の大原則でもあるのですが、ローコストで効率良い品揃えや提供の仕方(標準化)を考えなければならなくなりました。

効率を追求していくと当然MDは絞り込まれますが、店頭は代わり映えしなくなり新鮮さに欠けてきます。そこでMDカレンダーの計画が必要になります。計画の可視化です。売場では「常に新鮮に見えること」と「主力商品(今何を中心に売るか)や補完商品を明確にしてプロパー消化を上げていくこと」が同時に求められているのです。効率よく商品の回転を上げられる店頭在庫運用の仕組みがオペレーションの中に必要なのです。これは組織で取り組むVMDに他なりません。「MD/生産と店舗をつなぐVMD」と、私がいうブランド独自の標準化(スタンダード)ルールのことです。

さらに加えるならば、店舗の店長はじめスタッフの遂行する力が高くないと出来ません。お客様との唯一の接点を持つアンカーが高水準なこと。お客様はお店の有り様とスタッフの行動をとおして商品を見て買っているのですから。

プロパー消化率といってもレジでの割り引きもプロパー扱いになっていると思われますから、粗利益を確保していくことは本当に難しいのです。ですから完全実行の陰にはまず標準化(スタンダード化)と全体フローの理解、次に個々の職務役割の理解とスキルアップトレーニングが必要です。ブランド全体でそれが出来た時に全員参画のVMDシステムが出来ると思っています。それはかなり高い企業水準です。いま私もそれに取り組んでいます。本当に真剣に取り組んでいるのです。MDの強さで成長してきたカジュアル専門店の次のステップとなる為に。

ちなみに食の世界のVMDもかなり進んでいて、RF1を展開する(200店舗超)株式会社ロック・フィールドは標準化とトレーニングが出来ているという意味で高水準企業です。

200店舗の店頭陳列の美しさ(デザイン)と商品効率の高さは個人の創意工夫ではなくシステム化の賜物なのです。

 

8月の展開ストーリーは?

  • 2011-08-01 (月)
  • VMD
  • 作成者:it

8月に入りました。皆さんの7月売上は計画通りにいきましたか?

6月からの長いSALEはどのような展開計画だったのでしょうか。6月の売上は好調に終わったところが多かったようですが、7月はいかがだったでしょうか。

SALEの販売期間が長いとはいえ、7月はプロパー比率も25%~30%に売り上げていないと、売場に鮮度がなくなり最終のSALEの消化も上手くいきません。7月4週〜8月3週の端境期の売り方とVMDは大変難しいのですが、MDとの話し込みをしっかり行い、VMD計画をつくりましょう。

先ずは、売り込むべきSALE商材の明確化です。その商品(売り込み品番商品)を中心にラックやカセットを組みましょう。また、SALEのピックアップを行うのも効果的です。スペースとボリュームを平面図で決めてその仕掛けをつくること。SALE商材でジャストルック、SALE売り込みのピックアップ、単品訴求または素材切りなどこの時期でも価格訴求以外の仕掛けはいろいろできます。とにかく何を売り込んでいくかを本部は明確に指示することです。

その次に端境期のプロパーの展開計画をつくります。どの場所で、どのように・・カラーは?スタイルは?と5W2Hの基本で具体化してゾーニング計画に入ります。この時期のプロパー商材は通常のプライスゾーンよりずっと価格帯が低いのが一般的です。SALE時期に売場の鮮度出しが出来て買い易い価格なので秋の立ち上がり迄の期間のつなぎになります。スタイルやカラーの打ち出しを強化してどのくらいのスペースでスタートするのかを計画していきましょう。

 

 

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