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2010-01

新セリーヌの伊勢丹ウインドー


新宿伊勢丹のウインドーです。新セリーヌのアピール。

デザイナーがフィービー・ファイロに代わり、デザインコンセプトも変わりました。ファッション同様、ウインドーもシンプルな空間構成です。

ファッションも、「シンプルな服こそ最新のディティールとシルエットにしないとオバサンっぽく見える」とは、スタイリストの押田比呂美さんの言葉ですが、ウインドーもただ単にシンプルなだけでは空間デザインではないのです。見る人を立ち止まらせる高いテクニックがありました。

このウインドウは、クロスの選定(印刷の模様・柄)、照明効果が全体に揺らぎやぼかしの空気感を作っていました。また、ロゴの表現も透視画法的にパースがかかって、ほんの少し傾いているのです。この意図的なズレが空間の奥行きを作っているのはもちろんですが、「ん?」と心が引っ張られ立ち止まるきっかけになりました。

売り場では販売員がアクセサリーを付けず、自然な上品さを醸し出していました。更にショッパーも白地に小さくロゴがあるだけのシンプルなものですが、なんと内側の底がまっ赤!「ブランドは細部に宿る」と感動します。

これぞ ビジュアルコミュニケーション!!

端境期のVMD

  • 2010-01-26 (火)
  • VMD
  • 作成者:it

1月のセールの活性化として投入した、スポット春物アウター(期中企画商品)がそろそろサイズ切れ、色欠けが出てきているのではないでしょうか。また、春物商品の投入もこの時期です。端境期は前シーズンの処分と次シーズンの商品が重なる時です。

先週仕事で行った、地方百貨店の紳士カジュアルブランドもまさにこのような状態でした。

VPとホットエリアは春物に変えました。(このブランドの春商品の展開は早いほうですので、まだ前面はSALEでもいいと思います。)しかし、1月の売り上げはまだSALE・冬物商品が中心です! 紳士平場ブランドの期中企画商品は、春物プロパーといっても薄中綿アウターで値ごろ商品ですから、SALE の補完商品になり売り上げは上がります。それでもSALEの半分くらいでしょう。

ですから、1月の販売はSALEに集中する事が大切です。前にも書きましたが、「SALEの在庫を再度見極めて、中心に売るもの(早めに売るもの)を決め」お客様の分かり易い場所に、分かり易いアイテム編集で陳列します。それに対して、春商品は投入がまだ薄いのですが、ホットエリア中心にフェイスを広げて陳列します。

春物はテーマを訴求する程まとまった投入ではありませんが、アイテム編集陳列にしてはだめですよ。それではSALEと区別がつきません。

コットンニット×プロパーアウター×パンツなどのコレクション陳列にしてフェイスアウトを多用し、スリーブアト陳列は1ラックに少なめに陳列します。ネストテーブルなどはライフスタイル(コーディネート)陳列にします。

端境期はセールの在庫を出来るだけ残さないように春物の投入をする必要があります。2月は売り上げが冬物/春物半々になるので、売り場は2月中旬から思い切って春物の什器面数を広げます。ここから本格的な紹介期展開になります。

気になるジュエリー/ファッション展

2010年 S/Sコレクションは、ドリス・ヴァン・ノッテンやランバン(アルベール・エルバス)、シャネルのコスチュームジュエリーやヘッドアクセサリーがとても気になっていました。

VOGUE  ITALIA(2009年12月号)や、VOGUE  NIPPON(2010年2月号)の特集ページの影響もあるのでしょうか。コスチュームジュエリー、しかも18〜19世紀のデザインがベースになっているようなものが気になっていました。「カジュアルスタイルとドレスアップスタイル」、「18〜19世紀と現代」など、スタイルや時代のミックスですね。

ですから、展覧会などもそういうアンテナに引っかかるものを観ていました。

「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)、さらにその時代のドレスが “ラグジュアリー”というキーワードによって選び出されている「ラグジュアリー/ファッションの欲望」展(東京都現代美術館、17日で終了)など。

そして、今日その話をスタッフとしていたら、彼女はヴァン クリーフ&アーベルの「ザ スピリット オブビューティ展」(六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリー、17日で終了)を観てきた、と言うので、きょうのお昼はその話題で盛り上がりました。

「ラグジュアリー/ファッションの欲望」は、京都服飾文化研究財団の収蔵品の中から選んだ衣服作品と写真作品からなるもので、京都服飾文化研究財団は美術館で観るファッション展という新しい分野を日本で普及させていて、チーフ・キュレーターの深井晃子氏は海外でも高い評価のある方です。

学芸員/キュレーターで、ファッションは文化だという発信をしてくれる人が、もっともっと増えるといいと思います。アメリカではアナ・ウインターとサラ・ジェシカ・パーカーが、オバマ大統領の人選のもと、芸術・人文科学委員会のメンバーに選出されたらしいですよ。

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